- 毎月の生活費をキチンと稼ぎたい
- フリーランスのWebデザイナーとして副業で5〜10万円くらい稼げるようになった。
- 本業としてフリーランスのWebデザイナーで食べていく!
そんな方向けです。本記事では、フリーランスのWebデザイナーとして月30万円稼ぎたい方へ具体的な案件の単価も含めお伝えしていきます。
本記事のテーマ
本記事を読むことで得られること
本記事の品質保証
この記事を書いている私は、フリーランスのWebデザイナーとして活動を始めて7年目になります。おかげさまでお仕事が途切れることなく続いています。
フリーランスのWebデザイナーとして月30万円の仕事イメージ
フリーランスのWebデザイナーの仕事の種類から売上を計算する
ざっと一般的にはこんな感じです。一つずつ見ていきましょう!
ホームページ制作
ひとくちにホームページ制作と言っても請け負う範囲やサイト規模によって大きく違ってくるので、まずはそのあたりを整理しましょう。まずはホームページが出来るまでの流れです。
詳しくは【Web制作の流れ】受注から納品までを順を追って説明【保存版】を御覧ください。
さて、上記の中で何処を担当するのか?によって当然売上は変わってきますね。よくあるパターンを記載します。
A.デザイン〜コーディング(html)データ納品(もしくはサーバーアップまで)
- デザイン(ツール:Photoshop、Illustrator)
- コーディング(言語:html,css,JavaScript)
- サーバーへのアップ方法
この場合はディレクターと呼ばれる人がいて、その人がホームページ制作を最初から最後まで管理します。クライアントさんとのやり取り、素材の用意、スケジュール管理、途中のチェック、サイト構成、競合サイトの調査、サーバーの準備、などなどはお任せできるパターンです。
こういうパターンは制作に徹する感じです。クライアントさんから素材が届いて無かったりしても、それもディレクターさんが連絡してスケジュール調整などもしてもらいます。
サイトマップ(ページ構成)や、ワイヤーフレームと呼ばれるサイトレイアウトもディレクターさんがクライアントさんと打ち合わせをして決めていくので、それを元にデザインするところからが自分の担当です。
サイトマップ、ワイヤーフレームとは?↓
詳しくは【Web制作の流れ】受注から納品までを順を追って説明【保存版】を御覧ください。
納品はデータで送るのか、サーバーアップまでかは状況によります。
B.デザイン〜コーディング(html)CMS構築 データ納品(もしくはサーバーアップまで)
- デザイン(ツール:Photoshop、Illustrator)
- コーディング(言語:html,css,JavaScript)
- WordPressなどのCMSの知識(言語:PHP)
- サーバーへのアップ方法
AのパターンにCMS構築が追加されるパターン
CMSはWordPerssを使うことが多いです。この場合はディレクターさんがいて、制作管理はお任せします。
C.ヒアリング 〜 データ納品(もしくはサーバーアップまで)
- ディレクション
- マーケティング
- サーバー・ドメイン
- UI/UX
- 撮影
- コピーライティング
- デザイン(ツール:Photoshop、Illustrator)
- コーディング(言語:html,css,JavaScript)
- WordPressなどのCMSの知識(言語:PHP)
- サーバーへのアップ方法
ディレクションも自分が行います。「撮影・ライティング(文章作成)」はクライアントさん側で用意する場合もありますが、撮影や場合によってはライティングの一部を担うこともあります。私の場合は撮影はプロカメラマンにお願いします。
どんなホームページにしていくのか?1からクライアントさんと打ち合わせを重ね、サイト構成、レイアウト、公開後の運用方法などを決めていき、実際の制作も行います。
私の場合はこのCパターンが多いです。時間と手間がかかりますが、売上は大きくなります。
D.デザインのみ
- デザイン(ツール:Photoshop、Illustrator)
タイトル通りデザインのみです。このパターンはディレクターさんがいて、他にコーダーさんがいる場合です。コーダーさんにデザインデータを渡してコーディング以降はお願いします。
E.コーディング(以降)
- コーディング(言語:html,css,JavaScript)
- WordPressなどのCMSの知識(言語:PHP)
- サーバーへのアップ方法
このパターンはディレクターさんがいて、他にデザイナーさんがいる場合です。デザイナーさんからデザインデータをもらってコーディング以降を担当します。
ホームページ作成・各パターンの報酬イメージ
担当パターン | 10P以内のサイト | 20P以上のサイト |
Aパターン | 20万円〜 | 35万円〜 |
Bパターン | 30万円〜 | 45万円〜 |
Cパターン | 40万円〜 | 60万円〜 |
Dパターン | 20万円〜 | 30万円〜 |
Eパターン | 25万円〜 | 40万円〜 |
ランディングページ作成・各パターンの報酬イメージ
担当パターン | 標準的なランディングページ |
Aパターン | 15万円〜 |
Bパターン | 18万円〜 |
Cパターン | 20万円〜 |
Dパターン | 10万円〜 |
Eパターン | 5万円〜(画像中心コーディングかテキスト中心コーディングかによる) |
バナー制作
バナーは1個あたりは5,000円〜と、価格帯的には低めですが、サイズ展開もあると、11個で、40,000円〜などとなり、複数案件こなせば、それなりの収入になります。
おまけ
ここまではWebデザイナーの制作案件でしたが、実は他にも仕事があります。
それは、ホームページ公開後の「運用」です。
クライアントさん側に、サイト更新の担当者がいないなどの場合は、下記のような作業を請け負う事があります。
報酬に関しては、月額10,000円〜 などで、更新頻度、更新ボリュームにより月額の費用を決めます。大幅な変更時は別途制作費を請求します。
例えば、月額30,000円の運用費で、5サイト管理していれば、150,000円ですね。
一つの報酬額は大きくなくても、固定収入になるので、これを好むWebデザイナーもいます。
まとめ
フリーランスのWebデザイナーとして月30万円の仕事イメージができましたでしょうか?
実際には、これらの案件を、複数同時にこなしているのがWebデザイナーです。
私の場合は「サイトまるごと」もあれば、「デザインのみ」「コーディングのみ」「バナーもセットで」などなどを日々進行しています。
Webデザイナーに幸あれ!