未経験からWebデザイナーになる手順【2ヶ月でスタートがきれます!】

Webデザイナーになりたいと思っている!

  • 子育ても一段落し、仕事を始めるにあたってWebデザイナーを考えている
  • Webデザイナーになりたいと思っているけど、年齢の壁を感じる
  • 40代からでもWebデザイナーを目指して大丈夫?
  • 40代のWebデザイナーでも仕事が取れるかな?

という方向けに順序立ててお答えしていきます。

本記事のテーマ

未経験からWebデザイナーになる手順【2ヶ月でスタートがきれます!】

本記事の品質保証

この記事を書いている私は、フリーランスのWebデザイナーとして活動を始めて7年目になります。おかげさまで、お仕事が途切れることなく続いています。

本記事の読者様のイメージ

未経験からWeb デザイナーを目指そうとしているけど、「何から始めて、何を学習したら良いのか?どんなものを用意したら良いのか?」ということを知りたい方向けに、全く最初から何をしたらよいのか、から書いています。

本記事を読むことで得られること

「Webデザイナーになるためには、何から用意して、どんな学習をして、その後どうやって仕事にすることができるのか」ということがわかります。

この記事でわかること
  • webデザイナーになるまでのステップ全容
  • webデザイナーになるために最低限用意すべきもの
  • webデザイナーに必要な知識
  • webデザイナーになるための勉強方法
  • webデザイナーの仕事の始め方

Webデザイナーとして仕事が開始できるまでの手順

  • STEP1【目標設定】: Webデザイナーとして収入を得られるようになる
  • STEP2【環境整備】: パソコン、ネット環境、アプリケーションの準備
  • STEP3【基礎知識】: 必要な知識と技術について
  • STEP4【学習】: 勉強方法 (3パターンを解説)
  • STEP5【仕事開始】: 仕事の仕方の種類別始め方

webデザイナーになるまでのイメージです↓

  • まずは最低限必要なものを用意する
  • 必要最低限の知識を身につける
  • 出来るようになった事から仕事をする
  • 仕事しながらスキルアップしていく
  • 出来る仕事の範囲を広げる
  • 高単価の案件が受注できるようになる(数十万とか、100万以上の)

私はこのような流れで今に至ります。

では、詳しく解説していきます。

目次

STEP1【目標設定】: Webデザイナーとして収入を得られるようになる

タイトル通り、そのままですね。

改めて質問です!なぜ「Webデザイナーになりたい」と思ったのでしょうか?

私の場合は下記です。

  • 家にいながら、自分で時間と収入をコントロールしていける仕事がしたかたっから
  • ”デザイン”というクリエイティブワークが好きだったから

なので、私の場合は「家にいながら時間と収入を自分でコントロールできる人生を送るためにWebデザイナーになる」という目標でした。

STEP2【環境整備】: パソコン、ネット環境、アプリケーションの準備

webデザイナーになるために最低限用意すべきものは下記です。

  • パソコン
  • インターネット回線
  • デザイン系アプリケーション(Photoshop・Illustrator)

まずはこの3つがあればWebデザイナーとしての第一歩を踏み出すことができます。

パソコン

パソコンはWindowsでもMacでもお好きな方で大丈夫です。Webデザイナーというと、スタバでMacなんて姿に憧れを持つ方も多いと思います。実際私もスタバでMacで仕事することも多々あります。また、WebデザイナーというとMacを使っている人が多いのも事実ですが、Macじゃなければダメ!ということは無くて、最初はどちらでも関係ないです。

ただ、スペックは重要です。

何故なら、Webデザイナーはグラフィック系アプリケーションを常に使用するので、メモリが少ないとすぐにフリーズ(固まって)してしまい、作業スピードに大きな差が出てしまうからです。

通常店頭で販売されているものは、メモリ4GBとかが多いのですが、出来れば16GBは欲しいです。さらにいうと、HDDよりSSDに方がよい、とかもありますが、まず大事なのはメモリです。

インターネット回線

家にインターネット回線が無い方は入れてください。

どのプロバイダが良いか?とかありますが、おすすめはNUROです。地域によってはまだ開通していないところもあるかもしれないですが、調べて見て使えるようならおすすめです。

私も某有名プロバイダからNUROに変えてから、「ブツブツ切れる」とか「遅い」とかいった不満は全然ありません!

デザイン系アプリケーション(Photoshop・Illustrator)

AdobeのPhotoshopとIllustratorは必須です。

PhotoshopとIllustratorは単体でも買えますが、Adobe Cleative Cloudというパッケージにした方がお得です。

何故ならこの次に必要になる、アプリケーションもAdobe Cleative Cloudのパッケージの中にたくさん入っているからです。

Webデザイナーに必須のAdobe Cleative Cloudですが、普通に購入すると、

  • 年間プラン, (月々払い) — 5,680 円/月
  • 年間プラン, (一括払い) — 65,760 円/年

しかし、40%off で買える裏技があります。(別記事で書きます)

STEP3【基礎知識】: Webデザイナーに必要な知識と技術について

Webデザイナーは、実は結構色んな知識が必要になります。

ただ、全ての知識を得てからじゃないとWebデザイナーとして仕事が始められないか?というとそうでもないので、途中からでも仕事が始められます。詳しくは後半の仕事のところで書いています。ここでは優先順位の高いものから書いていきます。

デザイン

PhotoshopやIllustratorを使ってデザイン出来るようになる。

一言でデザイン出来るようになる。と言っても大きく2種類の知識が必要です。

  • photoshopやIllustratorというツールを使えるようになること。
  • デザインについて概論を学ぶこと。

ツールを使えるようになっても、「デザイン」というものについて知識がなければ、デザインできませんし、デザインの知識があっても、ツールを使えないと形にできません。

コーディング

コーディングとは、デザインしたものを実際にWeb上に表示させるために行うもので、プログラミングにあたります。Webデザイナーとしては、下記のプログラミング言語が出来るといいです。

Webデザイナーが覚えると良いプログラミング言語
  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • PHP

まずは、HTMLとCSS

その次にJavaScript

さらにWordPressの構築が出来るようになるためにPHP

といった順番です。

サーバー、ドメイン

作成したページをインターネット上に表示させるには、サーバーにアップロードしなければいけません。また、サーバーには住所となるドメインが必要です。これらの知識も必要になってきます。

マーケティング

マーケティングを知らないWebデザイナーと知っているWebデザイナーでは必要とされる価値の大きさが違います。

SEO

Search Engine Optimization(検索エンジン最適化) エス・イー・オー

ものすごく簡単にいうと、サイトにアクセスを集めるための技術です。この知識があると、「サイトにお客様を集めるサイトを作ることができる」という付加価値のついたWebデザイナーになれます。

他には仕事術マインドなどもありますが、ここでは触れないでおきます。

STEP4【学習】: 勉強方法 (3パターンを解説)

webデザイナーになるための勉強方法3選
  • スクールに通う
  • 独学
  • オンライン学習

スクールに通う

私はこれでした。6ヶ月間Webデザインの専門スクールに通いました。

webデザイナーになるためにスクールに通うメリット
  • Webデザインについて体系立てて学べる
  • 勉強中のわからないところをすぐ質問できる
  • スクールによっては、実案件に取り組める事がある
  • 同じ目的を持つ仲間が出来る
  • 講師と繋がれる
  • スクールのブランド力により就職が優位になる

・Webデザインについて体系立てて学べる

Webデザインの勉強を始めようと思っても、最初何から手をつけていいのか?どの順番で勉強したら良いのか?

と、多くの方は悩むと思います。専門スクールに入れば、カリキュラムに沿って進めて行けば半自動的にスキルが身についてくるので悩まなくてすみます。

また、全部を勉強するのにかかる費用も明確にわかります。

またトレーナーさんは、現場ならではの知識や色んな状況ごとに適した対応方法などもプラスアルファで伝えてくれることも多く、自分の質問した以上の情報を得ることが出来たのもとても大きな資産になりました。

・勉強中のわからないところをすぐ質問できる。

勉強中のわからないところをすぐ質問できる。

これはスクールの特権ですね。私の通ったスクールはフリータイム制で、行ける日に専用サイトで予約して勉強していました。現役クリエーターが講師で常に常駐していて、勉強は個々にスクールのパソコンで、動画教材を見ながら勉強を進めます。わからないところや課題をトレーナーと呼ばれる講師の方に随時聞いたり、見てもらったりしながらこなしていきました。

その場ですぐ聞くことができるのは問題解決が早く、理解度も深まります。

・スクールによっては、実案件に取り組める事がある。

これも私の場合なのですが、卒業間近にOJTの募集がありまして、30名以上の応募者の中から、無事選抜10名に入ることができ、実際のお仕事に参画することができました。10名(途中脱落2名)で、総合会計事務所のサイトを5ヶ月かけて作り上げました。

このサイトです→AGSコンサルティング

実はこのサイトには隠しページがありまして、私も載っています。ココ

この時、WordpressやPHPを、泣きながらものすごく勉強し、身についたのと、「何があっても諦めずとことん調べまくって、勉強しまくって、最後には解決する」という思いも手に入れる事ができました。これはひとえにトレーナーさんと仲間のお陰です。

この時もトレーナーさんには大変お世話になったのですが、実は、トレーナーさんは、こちらが出来ないことがあって質問しても(ほぼ100%PHP関係)決して答えは教えてくれませんでした。いつもヒントをくれます。それをもとに試行錯誤して、でも出来ない、コードを見せながらまた聞く、またヒントをくれる。その繰り返しで解決していきました。これによって自分の力をつけることができましたし、解決の仕方も覚えました。

・同じ目的を持つ仲間が出来る

スクールに通うと同じく通っている生徒さんと仲良くなりますよね。私の通っていたスクールでは、スクール生同士で勉強会したり、プロジェクト立ち上げたり、などが頻繁に行われていました。ここで繋がりができると、自分が仕事をするようになった時、仕事を頼んだり、頼まれたり、などが出来るようになります。今の私がそうです。人によって得意分野が異なるので、いい感じで頼んだり、頼まれたりできるのです。有り難い繋がりです。

・講師と繋がれる

これも実は先程の、仲間と繋がれるのと同じで、その後の仕事につながったりします。実際私も講師の方が今まで行っていた仕事が、講師の方ご懐妊により私にオファーがきまして、その後もう6年もその引き継いだ仕事を続けています。その間に講師の方は3人のお子さんをご出産されました^^

・スクールのブランド力により就職が優位になる

これも結構大きいです。私が通ったのはデジタルハリウッドというスクールですが、Web業界では知らない人はいないのでは?といった学校です。例えば、web制作会社などに就・転職する時なども「デジハリ卒業」というだけで、「デジハリ生さんだったなら、基礎知識とスキルは心配ないですね」とワンステップクリアできる。といったイメージです。

ここまで長々とメリットを書きましたが、デメリットもあります。

スクールに通うデメリット
  • 比較的価格が高め(30万〜50万円くらい)
  • 通わないと行けないので、住んでいる地域によって通えるスクールが限定される。
  • 通うための時間のロスがある。

デメリットに関しては人それぞれ状況も異なるので、人によってはデメリットにならない場合もあるかと思います。

ちなみにデジタルハリウッドはここ

6ヶ月で未経験からWebデザイナーになる!【デジタルハリウッド STUDIO by LIG】

拠点が日本中たくさんあるデジハリですが(私は渋谷校でした)、どこのスクールもインテリがとってもおしゃれでテンションあがります^^
実はオンラインでも受講できます。

独学

私としてはスクールに通うメリットが大きすぎたので、スクール押しではありますが、独学のメリットはずばりこれです!

webデザイナー独学のメリット
  • いつでもすぐ始められる
  • 初期費用がほとんどかからない
  • ネットを駆使すればかなり学べる

・いつでもすぐ始められる

思い立ったら今すぐでも始められます。学ぶ方法は大きく分けて2つです。

  • ネットで勉強する
  • 書籍で勉強する

どちらがいいですか?というと、

どっちもです。

ネットでWebデザインを勉強するメリット
  • 色々な場面でコピペできること
  • 動画も多いのでわかりやすい
書籍でWebデザインを勉強するメリット
  • 必要な知識を一覧できる
  • 書籍になっている情報は精査されているので、安心感が高い

ネットでたいがいの情報を得られるようになりましたが、本は各ジャンル一通り持っておいても損はないです。デザイン系の本はパラパラと見ているだけでも参考になります。

独学で勉強するデメリット
  • 出来ないところ、わからないところの解決に時間がかかる
  • 勉強のカリキュラムは自分で作る必要がある
  • モチベーションをたもちにくい
  • 無駄な時間を使いすぎる

・出来ないところ、わからないところの解決に時間がかかる

疑問が出ても、わからないことが出てきても自分で調べて解決するしかありません。力はつきますが、時間のムダが大きいです。

・勉強のカリキュラムは自分で作る必要がある

カリキュラムがないので、何をどの順番で勉強していくのか、自分で決める必要があります。ただ、まだwebデザインについて知識がない初心者には当然難しいものとなります。

・モチベーションをたもちにくい

デザインには必ず意味や目的があります。それを裏付けるものがマーケティングです。最初から身につけていなくてもWebデザイナーにはなれますが、後々必須で大変重要な部分でもあります。(飛躍したいのなら)

一人で学ぶので、誰も見ているわけでもないし、課題があるわけでもないので、いつでも始められますが、同じくいつでもやめられます。

今日は忙しかったから、今日は疲れたから、、、、、、

・無駄な時間を使いすぎる

webデザイナーとして勉強を始めても、独学だと

  • 何をどこまで出来るようになったか、
  • 何か取りこぼしていることはないか?
  • はたしてこの情報は時流にあっているだろうか?

全部自分で計画をたて、自分で勉強のもととなるものを探すので、もしかしたら古い情報などを選んでしまっている場合もあります。

今どきそんなものは使わない、とか
今どきそんな事も知らないの?出来ないの?

といった状態に自分がなっていても気づかないこともあります。

オンラインスクールで学ぶ

今はオンラインで学べるところが増えました。実は私の通っていたデジタルハリウッドにはオンラインスクールもあります。(私、そこでも一時期働いていました。中の人です)

オンラインスクールでWebデザインを勉強するメリット
  • 学びが家で完結する
  • すぐに始められる
  • 初期費用が通いのスクールより安価な場合が多い
  • スクールに通う時間がなくても勉強できる

・学びが家で完結する

スクールに通うことなく家で勉強できるのは便利です。(交通費もかかりません^^)

パソコンがあり、インターネットにつながれば、家でも、帰省中の実家でも、カフェでもホテルでもいつでも勉強できます。

オンラインスクールなら、質問もでき、専門講師に解答をしてもらえるので、わからなかったり、つまづいても解決までが早いです。

・すぐに始められる

独学同様、思い立ったら今すぐ今日からでも始められる場合がほとんどです。(決済のタイミングなどがあるかと思いますが)

・初期費用が通いのスクールより安価な場合が多い

設備投資や人件費がスクールよりは抑えられので、価格が安価な場合がほとんどです。

・スクールに通う時間がなくても勉強できる

通わなくていいので、通学の時間はありません。交通費がかからない。

STEP5【仕事開始】: 仕事の仕方の種類別始め方

ここまで読んで頂いた方は、「webデザイナーとして仕事ができるようになるには時間がかかりそうだなー」

と思ったのではないでしょうか?

確かにWebデザイナーの必要な知識は、思いのほかたくさんありますが、全部の知識と技術がなければ仕事ができないか、といったら、実は違います。

まずは、デザインが出来れば仕事を始めることができます

デザインの知識とスキルが身についてきたら、ここで最初に決めることがあります。

どういう働き方をしたいのか?

です。

多くは下記の2つに分かれると思います。

  • 社員やパート、アルバイトなどで仕事を始めたい
  • フリーランスとして仕事する

どちらにしても営業活動の準備をしましょう

社員やパート、アルバイトなどで仕事を始めたい

今、webデザイナーの求人はたくさんあります。リモートワーク(在宅)でOKの会社も増えていますし、Webデザイナーこそ、リモートワークにぴったりな職業の一つです。下記に求人サイトを載せてありますので、気になったところは登録してみて案件を確認してみましょう。

難易度★

サイト名 収入目安
Bizseek 案件単位
ママワークス 時給換算1,000円〜
しゅふJob 時給1,300円〜
Find Job

難易度★★

サイト名 収入目安
Carry me 週2/月額20万円~
Graspy 年収 240万〜600万

難易度★★★

サイト名 収入目安
PROsheet 報酬目安 30万円~80万円/月
レバテッククリエーター 時給2,100円〜
レバテックキャリア 年収300万円〜1,000万円
furien 報酬目安 30万円~100万円/月

リモートワーク中心

サイト名 収入目安
Reworker 時給1,200円〜

フリーランスとして仕事する

photoshopとIllustratorが使えて、デザインの基礎知識がついた段階で

・営業ツールを作成しよう!

自分をお客様として、web周りに必要なデザインものを作る。

  • バナー
  • 名刺
  • YouTubeサムネイル
  • SNSヘッダー画像

まずは、自分のものを作ります。それを実績に友人、知人、SNSのお友達などに声をかけてみます。最初は無料で作れば、頼んでくれる人も見つかりやすいです。それを実績にさらに営業活動をすれば、お客様が見つかってきます。ここは数です。

・SNSで作ったものを公開しましょう

Instagramやfacebookで作ったものを公開しましょう。

特にInstagramはWebデザイナーにとって使いやすいSNSです。

作った作品を投稿していけば、ポートフォリオとしても使えます。自分のサイトが出来るまではInstagramを自分の作品を発表する場にするのもありです。

・自分のサイトを作りましょう!

仕事受注のための自分のWebサイトを作りましょう。

最初からそんなに凝って作る必要はないです。まずは受け入れ先であるハコを用意するイメージです。ブログでもいいです。

・フリーランスのWebデザイナー向け案件のある求人サイトへ登録

難易度★

サイト名 収入目安
Bizseek 案件単位
ママワークス 時給換算1,000円〜
しゅふJob 時給1,300円〜
Find Job

難易度★★

サイト名 収入目安
シューマツワーカー 週2(10時間)/月額10万円~
Graspy 年収 240万〜600万

難易度★★★

サイト名 収入目安
furien 報酬目安 30万円~100万円/月
レバテッククリエーター 時給2,100円〜

リモートワーク中心

サイト名 収入目安
Reworker 時給1,200円〜

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