さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

初版は2005年2月16日
もう53刷以上みたいです。

山田真哉さんという公認会計士の方が書いた本です。

難しくなりがちな「会計の本」を身近な事例から
会社視点のみならず、個人や家計にも活かせる書き方で書かれている本です。

そんな16年も前に書かれた本ですが、
今のコロナ禍の時代にも大いに役立つ内容だったので
まだ読んでいない方は是非読んでみてください。

エピソード2の

「ベッドタウンに高級フランス料理店の謎」

(連結経営)

郊外の住宅地にある高級フランス料理店。

お客さんが出入りしている様子もまるでない
お値段も決してお安くなく
最低が一万円のコース

なのに、4.5年前から営業しているらしい

何故潰れないのか?

あまりにも不思議だから行ってみた

会計士として、なんとしても謎解きがしたかったから!

しかも、数万円のディナーに!

入ったもの、お客さんは一人もいない

内装もそれなりに凝っている

料理も美味しかった

でも絶品!というほどでもない

謎は深まるばかり

食事の合間にトイレに行った

そして、そのトイレで謎は解けたのです!

色々と自分のビジネスにヒントになる話だと思います。

本の目次

プロローグ どうして「会計」は難しいのか?

エピソード1 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? ー利益の出し方ー

エピソード2 ベッドタウンに高級フランス料理店の謎 ー連結経営ー

エピソード3 在庫だらけの自然食品点 ー在庫と資金繰りー

エピソード4 完売したのに怒られた! ー機会損失と決算書ー

エピソード5 トップを逃して満足するギャンブラー ー回転率ー

エピソード6 あの人はなぜいつもワリカンの支払いに約になるのか? ーキャッシュフローー

エピソード7 数字に弱くても「数字のセンス」があればいい ー数字のセンスー

エピローグ 普通の人が「会計学」を学ぶ意味

音声で読むのもおすすめです
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